次世代へ「新鮮で贅沢なおいしさ」を引き継ぐために
1,当社の事業活動・製品又はサービスにおいて以下の事項を推進することにより、汚染の予防を図ると共に、
環境に与える影響を小さくします。
・水使用量の削減推進
・産業廃棄物削減及びリサイクルの推進
・電気使用量の削減推進
2,環境側面を的確に捉え環境目的・環境目標を定め見直す枠組みを与え、環境マネジメントシステムの継続的な
改善を図ります。
3,環境関連法律や当社が同意したその他の要求事項を遵守します。
4,当社の環境方針は、全従業員へ周知させると共に、一般の人に公開します。
○ ISO事務局は…
・毎月の各部署の目標管理を行いながら、環境負荷の低減やコスト削減が可能な項目を適宜指摘。
・社長、環境管理責任者(専務)と相談し、施設の運用ルール(ボイラや発電機の運転)を適宜見直す。
・社内の安全衛生委員会にて指摘のあった営繕要求を施設課と共有し、エネルギーロスを減らす。
・新しい技術や製品・部品などについて、現場が施設保全の業者と綿密に打ち合わせを行うように促す。
・廃棄物が有価物(段ボール等)となる事例を積極的に活用できるようにマネジメントする。
〇エネルギーの使用状況は…
平成7年と11年のバイオマスボイラー導入により、重油使用量が減少しましたが、平成14年度からは電力ピークカットのため発電機の重油使用量が増えました。
令和3年度までは状況を見ながら購買量を調整して参りましたが、昨今の状況から再び重油発電機の稼働が増えていました。
令和5年秋からは太陽光パネルによる自家消費型発電を行うため、夏季のピーク時も重油使用量の減少が見込まれます。
〇CO2排出の状況は…
省エネの取り組みを進めたことで、CO2排出量は60t/億円程度を推移する状況です。今後の目標はH23の40t/億円として、更に取り組んでいきます。
工場内の蒸気発生用ボイラーで24時間運転をしています
新柴工業製
・伝熱面積 … 70.0 m2
・出 力 … 2.8 ton/h(最大)
・1日3回の燃焼室清掃と2ヶ月に1回のメンテナンスを実施
ワールド熱学(有)製
・重油炊きボイラーを改造
・伝熱面積 … 74.17 m2
・出 力 … 6.0 ton/h(最大)
・週1回のメンテナンスと約年1回の煉瓦・ロストル改修
・サムソンボイラ製
・ミウラ工業製
これらの重油ボイラーで毎日のメンテナンス時のバックアップ運転をしています。
自家消費型の太陽光発電で夏期の購入電力を抑制しています
パワコン(HUAWEI製):7台
合計定格電力:140kW
余った蒸気を無駄なくエネルギーにしています
Micro Steam Energy Generator
動力発生機形式:スクリュ式蒸気膨張機
給気圧力:0.7 MPa (0.98 MPa)
排気圧力:0.4 MPa (0.0 MPa)
給排気許容差圧:0.6 MPa
発電方式:インバータ回生発電
定格発電出力:100 kW
負荷制御方式:回転数制御
生ごみ処理機を使って排水汚泥を分解・消滅させています
生ごみ処理・消滅機「ゴミサー」UP-750型
処理能力:750Kg/日
流入汚泥:約1t/日
運転内容:生ゴミではなく排水汚泥用に改造
定期的な販売会やリユース・リサイクルを進めています
・中央工業団地内の食品製造会社に協力を仰ぎ、製品や余剰食材などを即売する取り組みを行っています。毎回盛況で、早い時間に売り切れとなります。
・工場内から出る段ボールをこれまでの古紙の回収業者への委託から、自社の配送の合間を使ってリサイクル業者に納入することで、少なからず売り上げを発生させることができています。
PDFファイルを表示します(サイズが大きいのでご注意ください)